こんにちは。
副業会社員ブロガーの”ねも“です。
今回、紹介するのは『複業の教科書』。
著者は、西村創一朗さん。
株式会社HARESの代表取締役で、仕事、子育て、社外活動などパラレルキャリアの実践者として活動後、複業研究家として独立し、働き方改革の専門家として個人・企業向けにコンサルティングなどをされている方です。
本書のポイントは、下記のとおりです。
- 複業という働き方を選ぶメリットを知る
- 複業を始めるためのステップを知る
- 複業が上手くいくコツと失敗するパターンを知る
その他、本書を読んで、気づきになった内容を、以降でまとめています。
複業で自分の人生を生きれる
複業になることで、これまでの、会社員一筋だけでは実現できなかった、自分の生きたい人生をつくりだすことができます。
以前の日本型雇用は、終身雇用、年々給与は上がり、退職金をもらえ、老後を穏やかに過ごせるという、申し分のない仕組みでなりたっていました。
しかし、それらはバブル崩壊とともに崩れさっていきました。
今となっては、会社が生涯に渡って、あなたを守ってくれる保証は、どこにもありません。
ですが、考え方を変えると、世の中は常に変化しているので、バブル崩壊がなくても遅かれ早かれ、同じような状況にはなっていたでしょう。
その変化に対応することが重要であり、現代における選択肢の1つが、複業という働き方です。
何を複業にするかは、人それぞれですが「やりたいことができる」「自分だけ力で稼げるようになる」など、自分の人生を、自分の判断でつくれるようになります。
複業だからこそ計画的に取り組める
たとえば、会社員を辞めて独立をした場合は、日銭を稼ぐことが重要になり、やりたくないことを、やらなければなりません。
複業であれば、本業収入があるので、焦る必要はなく、落ち着いて、冷静な判断で取り組むことができます。
たとえば
- ニッチな趣味のまとめサイトを始める
- 本業で得意とする調査や分析の代行を始める
- ミニマリストの日常を動画で配信する
など、自分な好きな分野で、自分のペースで進めても、問題ありません。
複業のメリットは多くありますが、すべて自分次第という点は、デメリットになるかもしれません。
やっても、やらなくても、自分が困るだけで、誰にも迷惑をかけないとなると、つい怠けてしまうものです。
複業成功のコツは自分なりに地道に取り組む
複業を始める際は、過剰に情熱を持たないようにすべき。
複業を成功させるのは、地道にコツコツ、遅くとも着実に取り組むことです。
情熱を持続できる方は良いですが、私のように熱しやすく、冷めやすいタイプは、一時の熱量が無くなると、急激にヤル気が無くなるので、ほどよい熱量を持つことが、おすすめです。
私も熱くなりすぎす、肩の力を抜いて、緩くを心がけています。
その、お陰もあり、小さく始めた複業は、少しずつ成長することができています。
複業はラクではないと知る
複業とはつまり、これまで以上に、働く時間が増えるということです。
多くの人は「できるだけラクして稼ぎたい」と考えていますが、いきなりラクして稼げるようにはなりません。
結果的に、ラクして稼げるようには、なるかもしれません。
何であっても、軌道にのるまでや、上手い仕組みをつくれるまでは、労力と時間をかけのは必須です。
なので、「稼ぐ」ということに重点をおき過ぎず、「楽しむ」ということも忘れずに、心がけておきましょう。
複業を始めるタイミングを見きわめる
新しいことを始めのに、早い方が良く、複業も同様です。
しかし、自分に何の強みや特徴もない中で、始めるのは、リスクの低い複業ですが、成功確率も低くなります。
理想的なのは、複業に流用できる本業での強みや実績が出た時です。
「自分には何もないけど、複業を始めたい」という方は、複業で活かしたいことを念頭に、本業で成果を上げたり、スキルを身につけることから始めましょう。
急ぐことは良いですが、焦ることは禁物です。
まとめ
本書は、これから複業を始める方にとっての、入門書として、学べることが豊富に盛り込まれています。
なぜ複業を始めるのか?なにを複業にするのか?複業で成功するには?など、複業初心者が知りたいことが盛沢山です。
始めるか分からないけど、複業という働き方に興味があるという人にも、おすすめです。
以上です。